top of page

並行輸入でアメ車を買うガイド。流れ・費用・期間・デメリット

並行輸入とは、メーカーの日本法人や正規代理店を通さずに、海外で売られている車を輸入することです。日本に正規導入されていない車種やグレード、エンジンを選べるのが大きな魅力です。

一方で、日本で走れるようにするまでには、通関、排出ガスや保安基準の確認、検査と登録といった手続きが必要です。このページでは、正規輸入との違い、並行輸入の流れ、費用の内訳、デメリットと見分け方を順にご説明します。

正規輸入と並行輸入の違い

正規輸入車は、メーカーや正規インポーターが日本向けに用意した車です。型式指定などで国の審査をまとめて受けているので、1台ごとに細かな書類をそろえる必要はありません。全国の正規ディーラーで点検や保証修理を受けられます。

並行輸入車は、海外の販売店や個人から1台ずつ買って輸入する車です。日本で登録するには、車ごとに届出をして、排出ガスや保安基準に合っていることを確かめる必要があります。

アメ車の場合、ピックアップトラックや大型SUV、上級グレードなど、正規輸入されていない車が多くあります。乗りたい車が日本に無いときに選ぶ方法が並行輸入です。

並行輸入には、本国の新車を取り寄せる方法と、本国の中古車を取り寄せる方法があります。新車は好きな仕様を選びやすく、中古は生産が終わったモデルや、手ごろな価格の個体を探せるのが利点です。

並行輸入の流れ

まず本国で車両を探します。年式、走行距離、状態、色、装備を決めて、アメリカの販売店やオークションから候補を探します。

購入が決まったら車両代を支払い、アメリカ側で輸出に必要な書類(タイトルなど)をそろえて、港から船便で日本へ送ります。

日本の港に着いたら、税関に輸入申告をして消費税などを納めます(通関)。登録に必要な「自動車通関証明書」もこのときに申請します。

その後、排出ガス試験と、灯火類やメーターなどを日本の基準に合わせる改善作業を行います。並行輸入自動車の届出をして、運輸支局で新規検査(または予備検査)を受け、ナンバーを取って登録すれば、日本の道を走れるようになります。

日本での検査と登録

並行輸入車を日本で登録するには、新規検査を受ける運輸支局などに併設された自動車技術総合機構へ、並行輸入自動車の届出をします。届出には、届出書のほか、外観図、自動車通関証明書、排出ガス試験結果成績書、技術基準への適合を示す書面などが必要です。

アメ車でよく改善が必要になるのは、赤く光る後ろのウインカー(日本は橙色)、mph 表示のスピードメーター(日本は km/h 表示が必要)、ヘッドライトの配光などです。詳しくは「アメ車の車検ガイド」でご説明しています。

年式の古い車は、書類がそろいにくかったり、改善に時間がかかったりすることがあります。

予備検査は、ナンバーを付ける前に車が基準に合っているかを確かめておく検査です。予備検査を受けておけば、その後の登録の手続きを進めやすくなります。どちらの検査を受けるかは、販売の形や登録の場所によって選びます。

並行輸入の費用の内訳

並行輸入の費用は、車両代のほかに次のようなものがかかります。現地の費用(現地の陸送、輸出書類の手続き)、海上運賃、日本での通関・港の費用、消費税、排出ガス試験や改善作業の費用、検査登録の費用(登録時の税金や自賠責保険を含む)、そして港から販売店やお客様までの陸送費です。

関税は、乗用自動車は無税です。ただし輸入するときに消費税(標準税率10%)がかかります。

このうち改善作業の費用は、車によって差が大きい部分です。ウインカーやサイドマーカー、メーター表示、ヘッドライトなど、どこをどこまで直す必要があるかは、実車や仕様を確認して判断します。新しい年式の車と古い年式の車でも、必要な作業や書類の集めやすさが変わります。

金額は車の大きさ、年式、改善の内容、為替や運賃で大きく変わるため、一律の目安は出せません。見積りを比べるときは、車両代だけでなく、日本でナンバーが付くまでの総額で比べるのが大切です。

並行輸入のデメリット

左ハンドルが基本です。アメリカ本国仕様は左ハンドルなので、駐車券の受け取りや追い越しの確認などに慣れが必要です。

部品は本国からの取り寄せになることがあります。日本に在庫が無い部品は、届くまで時間がかかる場合があります。

正規ディーラーでの整備や保証修理は受けられないことが多いです。メーカーの新車保証も、日本では使えない場合があります。並行輸入車は、買ったあとに誰が整備するのかを先に決めておくことが大切です。

このほか、手続きと改善作業があるため、注文から納車まで時間がかかります。

並行輸入車の見分け方

中古で買うときに正規輸入車か並行輸入車かを知りたい場合は、まず販売店に確認するのが確実です。整備記録簿や保証書、取扱説明書が日本語か英語かも手がかりになります。

車検証の型式などの欄も手がかりになりますが、記載のされ方は車によって異なります。気になる場合は、車検証を見ながら販売店に説明してもらいましょう。

左ハンドルかどうかだけでは判断できません。アメ車は正規輸入車も左ハンドルが多いためです。

メーターが mph 表示を中心にしている、日本の正規車に無いグレードや装備が付いている、といった点も並行輸入車によくある特徴です。並行輸入車であること自体は悪いことではなく、大切なのは整備の記録と、買ったあとの整備先です。

CONFIDENT の並行輸入

CONFIDENT は、アメリカ本国の新車・中古車の並行輸入をお受けしています。車両探しから、輸送、通関、排出ガスや保安基準の改善、検査、登録まで、まとめてお任せいただけます。

本国で車両を押さえてから納車まで、おおよそ3〜5か月が目安です。年式の古い車は、検査や改善に時間がかかることがあります。

札幌の自社認証整備工場で、納車後の車検・整備・部品の取り寄せまで対応します。候補が見つかったら、日本でナンバーが付くまでの総額の目安をお出しします。

関連ページ:輸入オーダー(新車並行輸入)|輸入オーダー(中古並行)|アメ車カタログ(現行モデル)

よくあるご質問

Q. 並行輸入にかかる期間はどのくらいですか。

A. CONFIDENT では、本国で車両を押さえてから納車まで、おおよそ3〜5か月が目安です。

Q. 車の関税はかかりますか。

A. 乗用自動車の関税は無税です。輸入するときに消費税がかかります。

Q. 並行輸入車でも車検は受けられますか。

A. 受けられます。日本で登録した後は、ほかの車と同じように車検を受けます。CONFIDENT の自社工場でも対応しています。

Q. 個人で輸入することもできますか。

A. 手続き上は可能ですが、通関、排出ガス試験、改善作業、届出、検査と、専門的な作業が多くあります。手間や時間を考えると、輸入に慣れた販売店に任せる方が安心です。

Q. 本国のメーカー保証は日本でも使えますか。

A. 並行輸入車は、日本の正規ディーラーで保証修理を受けられないことが多いです。購入前に、保証の扱いと、買ったあとの整備先を確認しておきましょう。CONFIDENT では自社工場で整備・修理に対応しています。

並行輸入でアメ車を手に入れたいときは、お気軽にご相談ください。

関連ページ:アメ車ガイド(一覧)|アメ車の車検ガイド|1ナンバーガイド|左ハンドルの運転ガイド

bottom of page