タイトル(所有権の書類)の種類
アメリカでは、車の所有権を示す「タイトル」という書類があり、車の経歴によって種類の印(ブランド)が付きます。州によって呼び方や基準は少しずつ違います。
クリーンタイトル:大きな事故や全損の記録がない、ふつうのタイトルです。
サルベージタイトル:保険会社が全損と判断した車に付きます。
リビルト(再生)タイトル:サルベージの車を修理して、州の検査を通した車に付きます。
フラッド(水没):水害にあった車であることを示す印です。このほか、メーカーが買い戻した車の印などもあります。当店では、クリーンタイトル以外の車は、理由と状態をご説明したうえで慎重にご判断いただきます。
車両履歴(カーファックス・オートチェック)
車体番号(VIN)があれば、カーファックスやオートチェックといった車両履歴のサービスで、事故や水没の記録、タイトルの変化、持ち主の数、点検の記録、走行距離の記録などを調べられます。
アメリカには、州をまたいでタイトルの情報を集めた国の仕組み(NMVTIS)もあります。
ただし、届け出のない事故や修理は履歴に載りません。履歴がきれいでも、写真と実車の状態の確認は欠かせません。
走行距離の記録
アメリカの車はマイル表示です。1マイルは約1.6kmなので、5万マイルなら約8万kmです。
車両履歴に残っている走行距離の記録を年ごとに並べて、途中で減っていないか、急に増えていないかを確かめます。
タイトルに「実際の走行距離ではない」という印が付いている車もあります。CONFIDENTでは、並行輸入の車は車両履歴で走行距離に巻き戻しがないことを確かめた車だけを扱っています。
下回りのサビ
アメリカでも、冬に道路へ融雪剤(塩)をまく北東部や中西部の州で使われていた車は、下回りやフレームにサビが出やすい傾向があります。南部や西部の乾いた地域の車は、比較的サビが少ないことが多いです。
どこで使われていたかは、車両履歴の登録地の記録が手がかりになります。
それでも個体差が大きいので、下回り・フレーム・ブレーキ配管まわりの写真を販売店にお願いして確かめます(販売店によっては有料)。北海道でお使いになる場合は、納車後の下回りの防錆もおすすめしています。
関連ページ:北海道でアメ車に乗るための冬の準備
掲載価格の落とし穴
アメリカの販売店サイトの価格には、販売店が指定するローンを使うことを条件にした価格が出ていることがあります。現金で一括で買うと、表示より高くなる場合があります。
このほか、販売店の手数料や、州ごとの売上税・登録の費用が別にかかることがあります。当店では、現金一括で買うときの車両価格を販売店に確かめてから、総額の目安をお出しします。
改造車と、日本で登録しにくい車
アメリカでは、車高の変更やマフラー、ライトなどを変えた車も多く売られています。日本の基準に合わない部分は、登録の前に元に戻すか、基準に合う部品に替える必要があります。なるべくノーマルに近い車のほうが、費用も期間も読みやすくなります。
また、モーターを積んだ車(ハイブリッド・EV)は、並行輸入での登録ができない、またはハードルが非常に高いため、買う前に必ずご相談ください。
関連ページ:アメ車の車検ガイド
買う前のチェックリスト
□ タイトルはクリーンか。
□ カーファックス・オートチェックで、事故・水没・走行距離の記録に問題はないか。
□ どの州で使われていたか。下回り・フレームの写真でサビはどうか。
□ 現金一括での車両価格はいくらか。販売店の手数料や売上税はどうか。
□ 改造の有無。ハイブリッド・EVではないか。
□ 日本でナンバーが付くまでの総額はいくらか。買ったあとの整備先は決まっているか。
よくあるご質問
Q. リビルトタイトルの車は避けたほうがいいですか。
A. 修理の内容と質によります。ただ、状態の見極めが難しく、売るときの評価も下がりやすいため、当店ではクリーンタイトルの車をおすすめしています。
Q. 車両履歴がきれいなら、事故車ではないと言えますか。
A. 言い切れません。届け出のない事故や修理は載らないため、写真と実車の確認を合わせて判断します。
Q. 自分で見つけた車の履歴も調べてもらえますか。
A. はい。URLかVINをお送りいただければ、履歴と販売条件を確かめます。
アメリカの中古車選び、気になる一台があればお気軽にご相談ください。
関連ページ:アメリカで見つけた車を輸入する|輸入オーダー(中古並行)|並行輸入でアメ車を買うガイド|アメ車の中古の選び方ガイド
