北海道の冬とアメ車。スタッドレス・4WD・サビ・バッテリーの備え
「北海道でアメ車に冬も乗れるの?」というご相談をよくいただきます。答えは、きちんと備えれば十分に乗れます。大きな車体と4WDのSUVやピックアップトラックは、雪道でも心強い存在です。
一方で、車が重いぶん止まりにくい、タイヤが大きくスタッドレスの用意に手間がかかる、融雪剤で下回りがサビやすいなど、気をつけたい点もあります。札幌で毎年アメ車を整備している立場から、冬の備えをご説明します。
アメ車は冬に強い? 重さと4WDの長所と注意点
フルサイズのSUVやピックアップトラックは、車高が高く深い雪でも進みやすく、4WDの車が多いので発進や坂道で力を発揮します。車体が大きいぶん、吹雪の中でも周りから見えやすいという面もあります。
ただし、車が重いということは、止まるまでの距離が長くなりやすいということでもあります。4WDでも、止まる力やカーブで曲がる力はタイヤしだいです。冬道ではいつもより早めにブレーキをかけ、車間距離を長くとってください。
スタッドレスタイヤは早めに、サイズを確かめて
アメ車は20インチ〜22インチの大きなタイヤを履いている車が多く、そのサイズのスタッドレスタイヤは種類や在庫が限られます。初雪の前は注文が集中するので、秋のうちに手配しておくのがおすすめです。
ホイールを小さくする「インチダウン」でタイヤの選択肢を広げる方法もあります。その場合は、ブレーキに当たらないか、タイヤの外径や荷重の能力が車に合っているかを確かめる必要があります。
CONFIDENTでは、お車に合うスタッドレスタイヤとホイールの組み合わせのご相談、交換作業を承っています。
関連ページ:アメ車カスタム・パーツ|自社認証整備工場
4WDの使い方
アメ車の4WDは、車によって「AUTO(オート)」「4H」「4L」などのモードを選べます。普段の雪道ではAUTOか4H、深い雪からの脱出や急な坂ではゆっくり走る4Lというのが基本的な使い分けです。
乾いた舗装路で4H・4Lのまま走り続けると、駆動系に負担がかかる車があります。モードの意味は車ごとに違うので、取扱説明書で確かめるか、納車のときにお尋ねください。
融雪剤による下回りのサビ
北海道の道路には、冬に凍結防止の融雪剤がまかれます。これが下回りに付いたままだと、フレームやマフラー、ブレーキの配管などがサビやすくなります。
冬のあいだは、こまめに下回りまで洗車をすることが大切です。冬の前に防錆塗装をしておくと、サビの進み方をおさえられます。中古のアメ車を選ぶときも、下回りのサビの具合は必ず確かめたいポイントです。
関連ページ:アメ車の車検ガイド
寒さに弱いバッテリーと朝の始動
バッテリーは気温が下がると性能が落ち、弱っていると氷点下の朝にエンジンがかからなくなります。冬の前にバッテリーの状態を点検し、弱っていれば交換しておきましょう。
寒い朝のために、離れた場所からエンジンをかけられるエンジンスターターを取り付ける方も多いです。アメリカ本国の寒い地域向けの車には、エンジンを温めるヒーターの差し込み口が付いている車もあります。お車に合った方法をご提案します。
ワイパー・ウォッシャー液・ライト
ウォッシャー液は、凍りにくい寒冷地用のものに入れ替えておきましょう。冬用のワイパーにすると、雪や氷がこびりつきにくくなります。
最近の車のLEDヘッドライトは熱をあまり出さないため、吹雪の中ではライトに雪が付いて暗くなることがあります。走り出す前と休憩のたびに、ライトの雪を落とすようにしてください。
冬の前の点検は10月がおすすめ
タイヤ交換や冬の点検は、11月に入ると混み合います。10月中にご予約いただくと、スタッドレスタイヤの手配も含めて余裕をもって準備できます。
CONFIDENTの自社工場では、タイヤ交換のほか、バッテリー、冷却水、下回りのサビ、4WDの点検など、冬に向けた点検をまとめて承っています。
関連ページ:自社認証整備工場|札幌アメ車修理専門店
よくあるご質問
Q. 北海道でアメ車に冬も乗れますか。
A. スタッドレスタイヤ、バッテリー、下回りのサビ対策などの備えをすれば、冬も問題なく乗っていただけます。4WDのSUVやピックアップトラックは雪道でも心強い車です。
Q. 大きいサイズのスタッドレスタイヤは手に入りますか。
A. 20インチ〜22インチのサイズは種類や在庫が限られるため、秋のうちの手配をおすすめしています。インチダウンで選択肢を広げる方法もあります。
Q. 冬の前に何を点検すればいいですか。
A. タイヤ、バッテリー、ウォッシャー液、冷却水、下回りのサビ、4WDの切り替えの確認です。まとめて点検をご予約いただけます。
冬の備えや点検のご予約は、お気軽にご相談ください。
