11月7日

米国の業界団体SEMAは11月3日(米国時間)、ラスベガスで開催中の「SEMAショー2026」で、優れた新製品に贈る「New Product Award(新製品賞)」の受賞製品を発表しました。マスタング用の補強パーツや初期ブロンコ用メーターなど、アメ車オーナーに身近な製品が並んでいます。

この記事はSEMAショー2026特集の1本です。
1,300点超から15部門で選ぶ賞
会場には出展各社の新製品を集めた「New Products Showcase」という展示コーナーがあり、新製品賞はここに並んだ製品から部門ごとに選ばれます。SEMAによると、今年は1,300点超が15部門で競い、各部門で受賞1点と次点2点を選出。革新性、作りの品質、消費者への魅力、売りやすさ、技術的な完成度で審査されました。
パフォーマンス部門:マスタングとLS3
ストリート向けパフォーマンス部門は、リバノイ・モータースポーツの「2015〜2027年マスタング用デフブレース・システム(デフクーラー対応オプション付き)」。デフ(左右の後輪に力を分ける装置)の動きを抑える補強パーツです。同社サイトの既存品の説明では、削り出しアルミの三角形の構造でたわみを減らし、急発進時に後輪が跳ねる「ホイールホップ」を防ぐとしています。

レース向け部門はFASTの「LS XCR LS3 インテークマニホールド 112mm」(吸気を各シリンダーに分ける部品)が受賞しましたが、詳しい仕様は確認できていません。ストリートロッド部門は英ジェンベイの「シボレーLS3 ダウンドラフト ショート SDS52 ETA4キット」。同社サイトによると52mmのスロットルを8連で並べる独立スロットルのキットで、電子制御スロットルにも対応します。

旧車・オフロード・ホイール
内装部門はスピードハットの「1966〜77年ブロンコ/1961〜67年F-100用 5-1/2インチ メータークラスター」。GPSで速度を測るスピードメーターと回転計を1つにまとめています。
トラック・オフロード部門はフラットピークの「ルーフトップテント・レベリングマウント V1.5」。車ではなく屋根上のテントを水平にする金具で、同社によると4隅を別々に0.5〜12度傾けられ、ステンレスとアルミ製。米国価格は499ドルです。

ホイール部門はCTAツールズの「カーボンスリーブ付き4本組ナットソケット」。17〜22mmの4サイズで、薄いカーボンの筒がホイール表面を傷から守ります。

タイヤ部門はバーテックTPMSの「Sens-Rite」。空気圧センサー(TPMS)の交換用で、書き換えて多くの車種に使え、315MHzと433MHzの両方に対応します。

日本で使うには
紹介した受賞製品の日本での正規販売は発表されていません。入手は米国からの個人輸入や並行輸入が中心になりそうです。マスタング用デフブレースのように取り付けに専門知識が要る部品や、年式で適合が変わるパーツは、購入前の確認が大切です。
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