11月7日

ステランティスの純正パーツブランド「モパー(Mopar)」が、11月3〜6日にラスベガスで開かれた改造車・カスタムパーツの見本市「SEMAショー2026」に出展しました。主役はV8ピックアップ「ラム1500 ランブルビー」のカスタム車で、ダッジやジープの展示車も並びました。

この記事はSEMAショー2026特集の1本です。
2027年に90周年を迎えるモパー
モパーの名前は1937年、不凍液の商品名として生まれ、60年代のマッスルカー時代に高性能パーツで名を上げました。2027年に90周年を迎えるのを記念して、限定270台の「モパー ’27 ダッジ チャージャー」をSEMAで披露しました(詳しくは別記事で紹介します)。

なお、昨年のSEMAではレトロ調のラム1500「The Dude」と、モパー仕様のチャージャー SIXPACKのコンセプトが話題になりました。今年はがらりと顔ぶれが変わっています。
主役は「モパー仕様」のラム1500 ランブルビー
ランブルビーは2027年型で登場した、ラム1500をベースにしたV8の「マッスルトラック」です。SEMAに展示されたモパー仕様は、セラミックグレーのボディに黒い蜂のグラフィック。透明窓付きのボンネットからは、モパーブルーに塗ったスーパーチャージャー(エンジンに空気を押し込んで出力を上げる過給機)が見えます。

エンジンは5.7L HEMI V8に、モパーの高性能パーツ部門「ダイレクトコネクション」のスーパーチャージャーキットを組み合わせ、600馬力超を狙います。横出しマフラーやRidetech製の車高調(車高と減衰を調整できるサスペンション)も装着しています。
もう1台の「ダイレクトコネクション ランブルビー SRT」は、標準で777馬力の最上級モデルの過給機を2.4Lから3.0Lの大型品に交換し、900馬力超を狙う仕様です。

展示パーツの多くは実際に買える
ポイントは、こうした改造の多くが販売予定の「純正の改造パーツ」だということです。ステランティスの発表によると、ランブルビー用のWhipple製スーパーチャージャーキットは米国価格10,995ドルで、2027年1〜3月に発売予定。認定を受けたディーラーの整備士が取り付ければ、5年/6万マイルのパワートレイン保証が続きます。

旧車向けには、385〜1,025馬力のHEMI V8を制御機器とセットにした「クレートエンジン」パッケージ6種類も発表。会場にはその1つを積んだ1969年型チャージャー デイトナのトリビュートカーも並びました。
ジープのコンセプトも勢ぞろい
ジープからは、春にユタ州モアブの「イースター・ジープ・サファリ」で披露された3台が登場しました。2人乗りの小型ラングラー「BUZZCUT」、長旅向けのラングラー「Anvil 715」、電気自動車リーコンを悪路向けに仕上げた「Recon Overwatch」です。ステランティスは今回のSEMAで新作「ラングラー スクランブラー SRT コンセプト」も発表しています。

また開幕前日には、ダッジのNASCARカップ復帰も発表されました。

日本で乗るには
ラム1500 ランブルビーの日本での正規販売は発表されていません。手に入れるなら、アメリカからの並行輸入が現実的です。ダイレクトコネクションのパーツも米国向けの発表です。
ラム1500の車種ページでも紹介しているとおり、CONFIDENTではラムの並行輸入や中古車探しから、パーツの取り付け・整備までご相談を承っています。
