top of page

なぜアメ車専門店は減っていくのか?27年この業界にいる私たちが思うこと

  • 執筆者の写真: オーナーISHIDA 
    オーナーISHIDA 
  • 14 時間前
  • 読了時間: 4分

私がこのアメ車業界に

入ったのは18歳の頃。

今からもう27年近く前になります。

当時の札幌には、

今よりもずっと多くの

アメ車専門店がありました。

全国的に見ても、

アメリカ車だけを扱う

“純度の高い専門店”が

数多く存在していた時代です。


キャデラック エスカレード ESV プラチナム 4WD
¥6,700,000.00

しかし現在、

そうした専門店は

確実に減りました。

札幌でも、

「アメ車しかやっていません」と

言い切れる店は、

ほとんど

存在しないと思います。


では、なぜ減っていったのか。

理由はシンプルです。

アメ車というジャンル自体が、

非常にニッチだからです。


ジープ ラングラー アンリミテッド 4WD 特別色サハラタン
¥2,500,000.00

実際、

新車の輸入車登録台数ランキングを見ても、

上位に入ってくるのは

ほとんど欧州車。

アメリカ車で

ランクインするのは、

現在ではJeepくらいです。


新車の流通量が

少ないということは、

中古車の流通量も少ない。

つまり、

  • 仕入れが難しい

  • 販売台数が伸びにくい

という構造になります。


経営的に言えば、

アメ車専門店は

かなり難しい商売です。

もし「たくさん儲けたい」

というだけなら、

間違いなく国産車を

扱った方が効率は良い。

同じ展示場を

国産車に変えれば、

在庫回転も販売台数も、

おそらく何倍にもなると思います。


でも、私たちは

それを選びませんでした。

なぜか。


面白くないからです。


私たちが扱っているアメ車は、

簡単には手に入りません。

アメリカで探し、

条件に合う車両を見つけ、

輸入し、船に積まれ、

長い時間をかけて

日本へやってくる。

国内仕入れですら、


「やっと見つけた」


「ようやく仕入れられた」


そんな感情になります。

実は、車が到着した時の喜びは、

お客様が納車を

待つ気持ちとほとんど

同じなんです。


「うわ、この車、本当に来た」


そういう感情が、

今でもあります。

だからこそ、

私たちは在庫に愛着があります。


そして、その車に興味を

持って来店してくださる

お客様には、本当に感謝しています。


ダッジ チャージャー SXT AWD
¥5,300,000.00

アメ車専門店が

減った理由は、

もう一つあります。

それはアフターサービスの

難しさです。

アメ車は、

販売よりも

“維持”の方が難しい。

実際、

他店購入や

個人売買で購入された方から、

「修理できるところがない」

「診断できる店がない」

という相談は非常に多いです。


現在のアメ車は、

専用テスターや

診断機器が必須です。

しかもそれらは、


  • 機器の費用

  • 毎年のライセンス料


など、多額の

維持コストがかかります。

つまり、

専門的に継続して

やっている店で

なければ成立しない

世界なんです。


よく、「アメ車屋って派手ですよね」

と言われます。

確かに、

車のイメージだけを

見るとそう見えるのかもしれません。


ですが、

実際の私たちはかなり地味です。


夏の夕日の眩しさと山の尾根のシルエット
自然から学ぶ

私はバードウォッチング、登山、キャンプ、スキー、ランニング、読書、料理、旅行。


店長の望月は、家で映画や動画を見ながらスニーカーを眺めるのが好きな完全インドア派。


工場長の横森も映画好きで、料理をよくしています。


派手なことより、

自分の好きなことを

静かに深く

楽しむタイプばかりです。


私たちは、

アメ車を“仕事だから扱っている”

わけではありません。

本当に好きだからやっています。

以前、

子供向けのキャンドルワークショップに

行った時のことです。

スタッフの方々は

一生懸命でした。

でも、どこか

「仕事としてやっている」

ように感じてしまいました。

もし本当に

キャンドルが好きなら、

歴史や素材、

文化まで語りたくなるはずです。


私はそこに、

“好きでやること”の

大切さを感じました。


アメ車も同じです。

好きだから続けられる。

好きだから深掘りできる。

好きだから、こだわれる。


そして2026年7月。

CONFIDENTは、

新たに板金工場を

スタートします。

実はこれは、

創業当初から

10年以上

追い続けてきた悲願でした。


ようやく、

本当に信頼できる

スタッフとの

出会いがあり、

動き出します。


これまで約10社近い

提携工場様に

支えていただいてきました。

ただ、

どこの工場さんも

非常に忙しく、

納車や商品化に

時間がかかることも多かったです。


自社板金工場を持つことで、

  • 商品化スピード

  • 納車スピード

  • 事故対応

などすべてを、

さらに早く

提供できるようになります。


アメ車専門店は、

決して効率の良い

商売ではありません。

仕入れも難しい。

維持も難しい。

整備も簡単ではない。


それでも、

私たちはこの車たちが好きです。

そして、

そんなアメ車を

好きでいてくれる

お客様に支えられて、

ここまで

続けてくることができました。


これからも札幌で、

アメ車専門店として、

本気で

向き合い続けていきたいと

思っています。


ダッジ チャレンジャー GT 4WD
¥5,300,000.00

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page