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コンフィデントの存在理由|札幌・北海道のアメ車専門店CONFIDENT

  • 執筆者の写真: BOSS
    BOSS
  • 2月7日
  • 読了時間: 6分

18歳、車のことは何も分からなかった

私が初めて「車が欲しい」と思ったのは、18歳のときでした。正直に言えば、その頃の私は車のことなんて、何ひとつ分かっていませんでした

エンジンも、駆動方式も、維持費のことも、何も知らない。頼りにしていたのは、「コルベット、かっこいいぞ」という先輩の一言だけ。

当時(2000年前後)は、今のようにインターネットが充実している時代ではありません。コンビニで働いていた私は、店頭に並んでいたカー情報誌をめくり、インデックスを頼りに、住所だけを見つけました。

電話もせず、予約もせず、予定が空いた日に、そのまま店に向かいました。


はじめて見たコルベットと、価値観が壊れた瞬間

そこで目にしたのが、コルベットC3でした。「バットマンの車だよ」と言われていましたが、当時の私はバットマンのこともよく知りません。

それでも、ただただ、かっこよかった。

そして、すぐに驚きました。ドアが2枚しかない。中を覗くと、シートも2つしかない。

「2人乗りです」

その瞬間、世の中に2人しか乗れない車があるという事実に衝撃を受けました。

免許を取ったら、友達をたくさん乗せて、ワイワイ出かける。それが、私の中の「車」でした。

今となっては凄く好きな車で良い個体があると在庫します
今となっては凄く好きな車で良い個体があると在庫します

隣にあった、もうひとつの衝撃

ふと隣を見ると、そこには巨大なシェビーバンがありました。91年か92年モデルだったと思います。

あまりの大きさに、「これはさすがに無理だな」と思いました。

そのすぐ近くにあったのが、シボレー・アストロでした。93年式ハイルーフスタークラフトブロアム。

中を見た瞬間、また価値観が壊れました。

天然木を使ったウッドパネル。本革シート。2列目はキャプテンシート。天井にはモニター。肘掛け付きのシート。3列目は電動でフルフラット。

「……家だな、これ」

キャンプもできる。泊まれる。移動そのものが楽しい。

迷わず、買いました。

しかし、まだ免許取得中の身でありましたので納車は当然免許を取ってからですよと釘を刺されました・・・

こちらはロールーフですが、当時私が見たのはハイルーフで屋根の高さがもっと高く本当に巨大な塊に感じました。これまた今となっては大きさが全然きにならないんですよね~
こちらはロールーフですが、当時私が見たのはハイルーフで屋根の高さがもっと高く本当に巨大な塊に感じました。これまた今となっては大きさが全然きにならないんですよね~

最初の失敗と、「アメ車は壊れる」という印象

そのアストロは、**2WD(後輪駆動)**でした。当時、千葉に住んでいた私は、

「スキーやスノーボードで山に行けますか?」

と聞きました。

返ってきた答えは、「全然問題ないですよ」

今なら、ありえません。でも当時の私は、分からなかった。

プロが言うなら、そうなんだろう。そう信じて買いました。

ほどなくして札幌に戻り、路上で止まりました。

原因は、オルタネーター。修理代は、約10万円。

2000年前後、アメ車や欧州車といった輸入車は「維持費が高い」「壊れやすい」と言われていた時代です。

ゼネラルモータースはシボレーとこちらのGMCとい兄弟ブランドを有します。当時私が購入したのはこちらの車両の黒でした。納車された当日は免許取得二日目でドアミラーとサイドステップをこすりました・・・
ゼネラルモータースはシボレーとこちらのGMCとい兄弟ブランドを有します。当時私が購入したのはこちらの車両の黒でした。納車された当日は免許取得二日目でドアミラーとサイドステップをこすりました・・・

下心から始まった、アメ車人生

そのとき、ふと思いました。

「アメ車屋で働けば、 もう少し安くできるんじゃないか?」

今思えば、完全に下心です。

仕事情報誌を見て、偶然見つけたアメ車専門店に応募し、18歳でこの業界に入りました。

それが、私のアメ車人生の始まりでした。


業界を、外からも中からも見てきた

私は転職も経験しています。20代は自分のキャリアで欲しいスキルを求めて色々な職種を経験しました。それでも直近15年以上はこの業界に居続けてます

2000年前後、札幌市内にはアメ車専門店が今よりもはるかに多く存在していました。体感では、現在の倍以上。

シボレー・アストロが全盛期で、専門色の強い店舗も複数ありました。

しかし時代とともに、

  • 自動車税

  • 維持費への意識

  • 燃費重視の流れ

  • アルファード、エルグランドの台頭

これらが重なり、マーケットは徐々に縮小していきます。


それでも、それだけが理由じゃない

正直に言うと、それだけが原因ではないと思っています。

昔の車屋は派手でした。豪快で、勢いがあった。憧れましたし、真似たくもなりました。

でも、マーケットが縮小する中でその体質のままでは、続かない。

北海道に限らず、全国で同じことが起きていました。

それでも、今も続いている店がある。

そういう店は例外なく、実直で進化するお店なのだと思います。


「アメ車=壊れる」という誤解の正体

インターネットが普及し、15年ほど前から、はっきりしてきたことがあります。

いわゆる**メーター改ざん車(走行不明車)**の存在です。

アメリカで30万キロ走った車が、4万キロとして日本に入ってくる。

ある程度整備されていても、30万キロ走った車です。トラブルが起きない方がおかしい。

それが、「アメ車は壊れる」というイメージを作ってきた。

私は、これが最大の原因だと思っています。


CONFIDENTをつくった理由

CONFIDENTを立ち上げた理由は、この文化を守りたいという思いでした。

だから、創業以来10年以上、アメ車のみを在庫販売しています。

国産車や欧州車も、オーダーがあれば販売はできます。

でも、店頭に並ぶのは、アメ車だけ。


変えていない3つの基準

CONFIDENTが守り続けている基準は、シンプルです。

  • 新車並行車、または正規ディーラー車

  • 走行距離が確認できる実走行車

  • 履歴が追える車両

ここだけは、一切妥協しません。


整備工場が教えてくれる現実

自社整備工場に入庫するアメ車の6〜7割は、弊社以外で購入された車両です。

VINナンバー(17桁)をもとに、走行履歴、事故歴、リコール情報を確認すると、多くのケースで、メーター改ざんの事実が見えてきます。

これは感覚ではなく、現場で何度も見てきた現実です。


なぜ、CONFIDENTの車は安くないのか

メーター改ざん車は、正直、安いです。でも、トラブルが多い。

一方、実走行が確認できる車は、安くはありません。

CONFIDENTの価格は、中身に対する価格です。

同じ土俵で比べてほしくないというのが正直な思いです。


長く、安心して乗ってほしいから

私たちは、一台売って終わりの店ではありません。

CONFIDENTで購入してくれたお客様には、整備・修理・車検・カスタムなどの費用は最大限、企業努力をしています。



コンフィデントの存在理由

安さでも、派手さでもない。

ちゃんとしたアメ車を、ちゃんと分かる人から買える場所を、札幌・北海道に残すこと。

18歳のあの日、何も分からなかった自分が、本当に欲しかった存在になること。

それが、CONFIDENTというアメ車専門店の原点であり、存在理由です。




 
 
 

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